2011年6月29日水曜日

ピントは後から合わせればいい。




ピントは後から合わせればいい──米企業、画期的なカメラを製品化へ

ピントは写真を撮った後で合わせればいい──米国のベンチャーLytroが画期的なデジタルカメラを開発し、年内に発売する予定だと発表した。特殊なイメージセンサーと計算処理により、撮影後にピント位置を好きなように変えられるという。
2011年06月23日 20時16分 更新
ピントは写真を撮った後で合わせればいい──米Lytroは6月22日(現地時間)、画期的なデジタルカメラを開発しており、年内に発売する予定だと発表した。画角内の全ての光線を記録し、後からピントを修正したり、写真内の好みの被写体にピントを合わせるといったことが可能になるという。同社サイトでデモ画像を公開している。



撮影後にピント位置をこのように変更できるという。






同社はこのカメラを「light field camera」と呼んでいる。通常のカメラのレンズでは、ピントが合う位置は常に1点だ。広角レンズで絞り込むと全体的にピントが合ったように見える(被写界深度が深くなる)が、この場合もピントが合っているのは1点であり、あくまで“全体にピントが合っているように見える”に過ぎない。


light field cameraはセンサー部にマイクロレンズアレイを搭載している。


light field cameraは、メインレンズで光をとらえた、センサーの前の配置した無数のマイクロレンズアレイを通過した光の方向をマイクロレンズごとに記録する。このデータをソフトウェアによって処理を行うことで、撮影した範囲の任意の点のピントを撮影後に再現できるという。





光の入射してきた方向を記録し、フーリエ変換を駆使した計算を行うことで任意の焦点を再現しているようだ
=スタンフォード大論文のスライドより。




創業者のレン・ン(Ren Ng)CEOはスタンド-フォード大学在学中からこの研究に取り組んでおり、同カメラの原理「Fourier Slice Photography」についての論文もある(論文の内容を紹介したスライド)。
このカメラが実現すれば、ピンぼけからは永久におさらばできることになる上、オートフォーカスの合焦時間の遅れにイライラすることもなくなる。同社には「Netscape」で知られるマーク・アンドリーセン氏のファンドが投資しており、アンドリーセン氏は「Lytroの革新的な技術により、従来のデジタルカメラは時代遅れのものになるだろう」とコメントしている。




____________________________



と、上記しているようにニュースされている。

『 これは便利 !! 』

という人もいれば、

『 これはちょっと・・・。』

という方もいるだろうと思います。



僕はどっちかというと後者です。
単純に技術の進歩による、飽和というか、やりすぎというか・・
カメラ自体が面白くなくなる気もします。


- 液晶画面タッチでボケ   なんてのも嫌いです。 -



と、ド素人の僕が偉そうに書きましたが、フィルム時代からカメラを生業や趣とする方にとっては
デジカメ(デジタル一眼)自体がもともとそうなのかもしれませんね。
すべてオートで撮れる時代ですし。。。


僕自身ファインダーなしで撮っている時点でやはり少し違和感があるのも事実です。




なんでもそうですが、便利な世の中が(物)が人間の技術を衰退させているのは
紛れもない証拠ですね。





ピントリングも要らなくなる??




皆さんはどうお考えですか????????










2 件のコメント:

  1. う~ん。
    要らんなぁ。

    コンデジならエエかとも思うけど。
    何でも便利になってしもたらアカンわなぁ。。

    返信削除
  2. たーちゃんさん
    こんにちは。
    いらないですよね。実用化にはまだまだ程遠いようですが
    なんていうか・・ 否定はしませんが、いらないです。

    団塊の世代がそうだったように。
    鋳物やアルミが美しくすんでいくように。
    歴史とともに年輪のように重ねていく美しさがあります。

    きっと人間も、難しいコトに何度も何度もチャレンジして
    人一倍の技術を身につけるのだと思います。

    便利すぎるのは良くないですね。
    もちろん料理も一緒だと思っています。

    返信削除